『活字探検隊』
- 作者: 椎名誠
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/01/21
- メディア: 新書
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さて、本書はその椎名誠の4冊目の岩波新書「本の本」だ。16章に分けて面白本を面白く紹介している。博物誌、旅、風、言葉、クソ、未来などに分けて、エッセイ仕立てで本を紹介していく。この軽妙さはプロの業だ。
本書に掲載されている本で、ボクも良いと思った本が何点かある。全部ではないけれど紹介してみよう。
『さまよえる湖』ロプノールだ。じっさい、現地に行ってみたことがあるほどだ。
『イブの7人の娘たち』ミトコンドリア・イブ仮説の本。案外、固い本だった記憶がある。
『口のきき方』ヘンテコ若者言葉の本。北海道出身者としては不思議な気がする。
『カワウソと暮らす』カワウソとの友情というか、とんでもなく美しい自然。
『地球生活記』地球上のいろいろな家の写真集
本書を読んでいて、これは面白そうだと思った本も何点かある。
『ネパール・チベット珍紀行』やばい。こりゃ、めちゃくちゃ面白そうではないか。
『レナ川 白夜航路4000キロを行く』椎名誠推薦だと、冒険ものが多くなる。
『アマゾン河』もしかしたら読んだことがあるかもしれない。たぶん、読んでるな。
『信じられない航海』椎名誠をしてとんでもない冒険譚というのだから、すごいにちがいない。
『九龍城探訪』大判の写真集だ。怖いもの見たさだ。
で、この5冊はもうアマゾンに発注した。1円から5000円まで、すべて絶版だった。