7不講(チーブジャン)
中国共産党が13年5月に大学などに通達したといわれる学生に教えてはならない7項目。「(人権などの)普遍的価値」「報道の自由」「公民社会」「公民の権利」「党の歴史上の誤り」「権貴資産階級(利権構造下で誕生した特権階級)」「司法の独立」だという。守旧派の党政治局常務委員である劉雲山が主導したとされる。
【孫引きの感想】
スゴイですなあ。いまはもう21世紀ですぞ。これだけでもアメリカが不埒な国だとして、イランや北朝鮮と一緒に「悪の枢軸」と詰めよりそうなものですが、何千人もの共産党幹部がそれぞれ何千万ドルも握りしめて移住してくるので、ウォールストリートの金融資本はウハウハなわけで、知らぬふりをしているわけでしょう。一説には中国の不正蓄財は1000兆円を超えていると言われてますから、ウォールストリートとしてはまずは取り込んでおいて、中国で次の革命がおこれば資産凍結なんぞでまた儲けるという絵を描いているのではないでしょうか。悪は悪をもって制す。
『「全身病巣」国家・中国の死に方』石平著 95ページ