庶民を装った挙句に墓穴を掘る

青木るえかが某週刊誌の書評欄で、中野翠の『歌舞伎のぐるりノート』をクソミソに書いている。冒頭から「大人のたしなみとして歌舞伎を見ておいたほうがいいのか、と考えることがある。そこでまずはテレビの舞台中継など見て、ただちに挫折した」そして最後は「でも、やっぱり中野翠の筆致には「お前らにはわからん」という空気が少し、でも確実にあると思う」。

まあ、どうでもいいけど、こんな書評を載せるのは如何なものかと。Amazonで良く見る「いい本かもしれませんが、難しくて自分には理解できなかったので星1つです」という、著者にとっては迷惑というか、もうただただアホらしくなるレビューとほとんど違いがない。逆に実名でこんなアホな書評書いて大丈夫なのかとも思う。

ともあれ、中野翠の『歌舞伎ぐるりノート』のボクのレビューはこちら。
http://honz.jp/25158