本のキュレータ勉強会 第4回

ハウス・オブ・ヤマナカ―東洋の至宝を欧米に売った美術商

ハウス・オブ・ヤマナカ―東洋の至宝を欧米に売った美術商

当日の報告は、東えりかさんのブログがいつものごとく秀逸至極。ついつい頼ってしまいます。
http://bit.ly/fNykRq

新井さんはNPOを設立。ブログからその活動内容を抜粋。ユニークで気持ち良いですね。「某ホテルから廃棄された石鹸を回収しています。石鹸の品質はとても良いのですが、1〜2回使用しただけで廃棄される運命にある石鹸を、都内の廃校となった小学校に保管しております。今回の震災により、現在は被災地に優先的に送付しています。先日NPOの認可がおりました。」
http://bit.ly/gyQSpr

次回の課題図書は『ハウス・オブ・ヤマナカ』です。2か月理系本が続いたので、今月は文系本になりました。朽木さんの美術ノンフィクションはどれも素晴らしいので、今回も大変楽しみです。

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『朽ちていった命』の書評をアップすると、FBとツイッタで告知してましたが、どこかに本を置き忘れてしまったようです。見つけしだい書いてみようと思います。放射線の恐怖というよりも、放射線医学者の倫理観を行間から読むべき本です。

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若い父親から「子供にはどんな本を与えたら良いか」と聞かれました。答えは「子供と書店に行き、最低30分過ごしてから、子供が欲しい本を、たとえマンガでも買う」です。本屋であれば好きなものを買ってもらえるという刷り込みこそが最も重要だと思いますよ。