カロラータのフィギュアBOX



昨日の歌舞伎見物の帰り、銀座の天賞堂に寄った。そこで見つけたのが写真のフィギュアである。品質はミュージアムショップレベルで、ガチャポンや食玩とは比較にならない。ポリ塩化ビニール製なので、柔らかく色も良い。しかも箱も含めた一式でなんと1890円のお安さだ。海生生物のフィギュアはスキューバダイバーとして昔から欲しかったアイテムだったのだ。

じつはこのBOXシリーズは他に18種もある。恐竜、猛禽類、ペンギン、蛙、甲虫、海亀などだ。製造会社のホームページを開いてみると、カロラータのコンセプトは「生態系を探究し、生物の正確な情報を伝える」なのだそうだ。社長の西澤孝氏は昆虫志向の探検家にして、日本人初の国際トライアスロン競技参加者でもあるらしい。中途採用のページを見ると社長からのメッセージがあり、世界でオンリーワンを目指しているとのこと。すでにオンリーワンかもしれない。なんだかすごいぞ、この会社。

それにしても中国という存在がなければ、このような商品をこの価格で作ることは難しいであろう。中国発のこのようなデフレは歓迎するべきだと思う。