CR-01


CR-01はタミヤ製のクローリング用ラジコン車だ。爆発的に売れているというので、つい買ってしまった。ラジコンは同じくタミヤ製の1/16戦車レオパルド2A6を作って以来だし、クルマに関しては完全な素人である。ましてはクローリングなどYouTubeでしか見たことがない。


もともとロック・クローリングとは実車の4WDを使い、岩山を含むオフロードで行われる競技だ。つまりエクステラの自動車版、または岩山オフロードレースである。日本でも10月12日に奈良トライアルマウンテンで競技が行われている。このコースは3万トンの岩を入れて作られた人工的なものだ。見に行ってみたいが奈良は遠い。


CR-01はこのクローリング車のラジコンモデルである。実車の1/10の電動カーだ。まずはキットを素組みしたのだが、先輩諸氏のブログを見ているうちにパーツの金属化をしたくなり、写真のようになってしまった。追加パーツ代は本体キットより高くついてしまったかもしれない。恐ろしいので総コストは計算していない。



しかし素人の悲しさ、動くことは動くが思ったように山を登れない。足回りのセッティングに工夫が必要なのだろう。カンチ機構は活かしたいのだが、やっぱりドループのほうが良いのだろうか。とりあえずタイヤを重くしてみようかしら。などと考えるのが楽しいが、本人も言っていることが良くわかっていない。

ところでクローリングの意味はもともとは「はう」という意味だ。動詞のクロールは水泳のクロールと同じである。名詞のクローラは無限軌道、いわゆるキャタピラのことだ。じつはキャタピラは会社名なので、小松製作所やリープヘルの社員の前ではクローラと呼ばなければならない。ちなみに自衛隊員の前では「履帯」という決まりになっている。米軍ではキャタピラトラックともいうらしい。